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神栄株式会社 様提供
 両面実装の基板においては、部品面、半田面の実装状態のデータが異なるため、基板製作段階の版(フィルム)データは各面それぞれ必要となる。
 また、組立(実装)工程においても、別々の工程を組まなければならない。 組立工程では、部品面と半田面で実装部品数の異なるのが一般的であるため、ラインリードタイムが異なることになり、組立コストのロスも発生しやすくなる。 
 従って、設計段階で両面の実装(タイム)バランス等を考慮した設計が求められる。
 本設計では、上記の異なる部品面、半田面のデータを面付けデータ段階で同一にすることにより、基板製作時の版数を減らすと共に、実装時の製造工程を2種類から1種類にでき、リードタイムのロスを無くすることができる。 
 加えて、メタルマスク、各フィルムの作成が基本的に1/2になる。
 即ち、基板製作コストの低減、及び組立コストの低減がはかれる。
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設計例→